Table2「持続可能な社会へ-地球温暖化問題に対して法的アプローチから考える」
Table Coordinator
彌永 彩果(早稲田大学法学部2年・写真左)
Assistant Coordinator
清水 保奈美(早稲田大学法学部2年・写真右)
温暖化という問題
「21世紀は環境の年」
皆さん、こんな言葉を耳にしたことはありませんか?
いまや環境問題は、一国では解決の難しい地球規模の問題として、さまざまな取り組みがなされています。
とりわけ地球温暖化は、気温上昇だけではなく、自然災害などのさまざまな気候の変化をもたらし、
生態系の基礎を脅かすという、人類社会が直面する最も大きな問題のひとつです。
その被害
地球温暖化問題は、産業革命以来、二酸化炭素などの温室効果ガスを大量に排出してきた日本を含む先進国に大きな責任があります。
一方、温暖化の影響は、世界各地ですでに報告されており、アラスカではイヌイットたちが、
「地球温暖化の影響で生存が脅かされている」として、温室効果ガスの最大の排出国、
米国による人権侵害だとする申し立てを米州人権委員会(本部・ワシントン)に起こしました。
また、ツバルには島の水位の上昇ということで、移住を余議なくされる人がいます。
このように、被害を受けるのは発展途上国の人々であり、また、温暖化がさらに進む将来に生きる人々なのです。
経済の存在
これだけ環境問題が解決しなければならない深刻なものだといわれているなかで、
なかなか京都議定書などで目標とされている二酸化炭素の排出量削減に至らないのはなぜでしょうか。
それは、環境への配慮が経済に少なからず影響を与えるからです。景気がいいこと悪いことは、私たちの生活に深く密接しています。
経済活動なくして私たちは生きてはいけないはずです。
あなたは、環境問題の解決のために、今ある生活を放棄することができますか?
持続可能な社会
さて、この問題の解決のために、私たちがこれから目指すべき社会は、持続可能な社会だといわれています。
これは、将来世代の二一ズを満たす能力を損なうことがないような形で、
現在の世代の二一ズも満足させるような開発をしていくことのできる社会だと考えます。
今必要とされているのは、現在の経済・社会を大きく転換することです。
様々な学問・分野でその道が探究されていますが、今回は法に興味関心を抱く学生として、
法がどのように問題の解決に貢献していけるのかを探っていきたいと考えています。
一緒によりよい社会に向けて法がもたらす恩恵と可能性について考えていきましょう。
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